2024年2月18日(日)に、オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームが開催されました。
今回は、オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームについての簡単な概要と、個人の感想をまとめたものについて紹介していきたいと思います!
この記事で分かること↓↓
オープニング
簡単なオープニングの概要です↓↓
若林さんは、自身のロードバイクで颯爽と東京ドームの客席を駆け抜けました。
春日さんは、チーム付け焼刃の花道を通り、着ていたユニフォームを脱ぎ捨て堂々とブースへと歩いていきました。
オードリーの二人が東京ドームの真ん中に置かれたラジオブースに到着します。
そして、若林さんの「こんばんは。ラジオモンスターです。」というセリフでライブの幕が切って落とされました。
会場は大盛り上がりでした。
その後、二人はラジオブースの席に着きます。
内容は「昨日は何してた?」「ちゃんと眠れた?」など、いつものたわいもない会話が始まりました。
時間もいつも通り45分ぐらいでした。
改めて、二人の掛け合いには心底惹き付けられてしまいます。
そして、若林さんがテークレを読み上げてジングルが流れて、舞台が暗転します。
オープニングから最高の盛り上がりを見せました!
若林さんトークゾーン
簡単なトークの概要です↓↓
東京ドームライブに備えて体力作りのためにロードバイクを購入するも、行きたい場所が思いつかない。
ならば、Uber Eatsで強制的に目的地を作ってしまおうという流れに。
しかし「オードリー」という看板を捨てたら、Uber Eats一つすらできないんじゃないかと自問自答する若林さん。
最終的には、オードリー若林ではなく一人のW.MasayasuとしてUber Eatsの配達を行い、お客様からお礼のチップをいただけるようにまでになったというお話でした。
私は、どっちも大好きです。
ラジオのトークを作るオードリー若林さんと、その過程で色んなことを感じ取る一人のW.Masayasu。
オードリー若林さんの言い回しや扱うワードによって構成されるトークと、W.Masayasuという人間の感性。
私はこの両方が大好きです。
たとえば、エッセイは文章なので、W.Masayasuの表現に限りなく近いものなのかもしれません。
しかし、ラジオだからこそ、感性とトークが融合する分、その人間についてもっと知りたいと思えるの唯一無二の媒体なのではないかと感じました。
以前、若林さんは「本音なんかで話したら仕事がなくなる。」と言っていました。
しかし、東京ドームでは、W.Masayasuとオードリー若林さんを合わせた一人のパーソナリティがいて、この人の話が聴きたいから今ここにいるんだということを改めて再認識させられるようなトークでした!
春日さんトークゾーン
簡単なトークの概要です↓↓
学生自体にオードリーが通っていたが、もう何年も前に閉店してしまったという中華屋さんの長楽。
その長楽のポークライスをどうしても再現したいということで、春日さんと長楽の元店員のお兄さんのスケジュールを合わせ、Hey!たくちゃんのラーメン屋にも協力してもらい、何とか長楽のポークライスの再現に成功しました。
そして、トークの最後では、若林さんもそのポークライスを試食することに。
「スカそうと思ったけど、これは長楽の味だわ。」と感動した様子でした。
武道館のときは、嫁のクミさんと旅行に行ったというお話でしたね。
今回の東京ドームでは、長楽のポークライスを再現してみたというお話でした。
春日さんのトークの中でも大爆発が起こるときって、実際に体験したことのスケールの大きさと、その衝撃によって生み出される面白さなのかもしれないなと、個人的には感じました。
春日さんのトークは、映像が鮮明に思い浮かべやすくて、ラジオとしてとても聴きやすくて分かりやすいですよね。
何も考えず、単純にエンタメとして楽しめる春日さんのトークゾーンは、東京ドームでも最高にトゥースでした!
チェ・ひろしのコーナー
簡単なコーナーの概要としては、以下のとおりです↓↓
しかし、開始早々「春日さんのゲレンデをあらゆる手を使って滅茶苦茶にする」みたいな企画に変わっていましたね(笑)
春日さんはこの企画を知らなかった様子で、実際にゲレンデを滅茶苦茶にされたときも「査定がー!!」と叫んでいました。
そして、ゲレンデに向かってパイの大砲を撃つときの若林さんは、ただ純粋に楽しそうでした(笑)
若林さんの中の楽しみの一つに、春日さんの何かを滅茶苦茶にするという行為は、昔から変わらずにあるものなのかもしれませんね。
エンタメにおいて、多少の着色や演出というのは当然あるものだと思います。
しかし、今回のチェ・ひろしのコーナーは、100%ドキュメンタリーであり色んな感情むき出し状態という唯一無二のエンタメであると、個人的には感じました。
チェ・ひろしのコーナーを聴くのではなく見ることができるというのは、ライブならではの新鮮な体験になりました!
春日VSフワちゃんのプロレス対決
簡単な企画の概要です↓↓
春日VSフワちゃんのプロレス対決。時間無制限一本勝負の熱い戦いが繰り広げられました。
プロレスの解説として、サトミツさんと青銅さんとクミさんが登場しました。
そして、春日さんはヒールのような立ち振る舞いとして登場し、会場には大きなブーイングが響き渡りました。
春日さんの登場シーンも、過去の歴史に残るとあるプロレスの登場シーンをオマージュされたもので、プロレス好きなオードリーらしい演出となりましたね。
最初は、プロレスにおいて男VS女の構造って、絵面的にどうなるのかなと個人的には思いました。
しかし、プライベートでも仲良しで、エアロビなども一緒にやってきた二人の関係性を見てきたリトルトゥースにとっては、非常に楽しめるプロレス対決でした。
相方の若林さん、嫁のクミさん、友人のサトミツさん、戦友のフワちゃん。
これって、特定の人を強く惹き付けてしまう春日さんの強い魅力によるものなのかもしれないなと、個人的には感じました。
そして、最後は、Hey!たくちゃんのラーメン屋で使える味玉無料券が東京ドーム中にばらまかれてフィニッシュを迎えました。
春日さんとフワちゃん、解説のサトミツさんと青銅さんとクミさん、そして5万人を超えるリトルトゥースとの三位一体で、最高に盛り上がったプロレス対決となりました!
MC.Waka feat.星野源
簡単な企画の概要です↓↓
音源の素材は、過去のラジオでのトークやスペシャルウィークから引用したものでした。
特に、春日さんのフライデー事件の回やスペシャルゲストとしてDJ KOOさんが登場した回をリミックスしたものが多かったです。
その後、LIGHT HOUSEのエンディングテーマとして作曲された「オレンジ」のイントロが流れると同時に、舞台に星野源さんが歌いながら登場しました。
そして、星野源さんの歌に合わせてMC.Wakaとしてラップで参戦します。
曲が終わると、二人のトークが始まります。
最後は「POP VIRUS」で、MC.Waka feat.星野源として締めくくられた流れになりました。
若林さんが実際にDJをやっている姿を見れたのは初めてでした。
これまでのライブで、5周年ライブの東京国際フォーラム・ホールAではMC.Waka feat.Miwa、10周年ライブの武道館ではMC.Waka feat.梅沢富美男として、MC.Wakaは登場してきましたよね。
しかし、今回はDJ.Wakaとして登場してきたので、とても新鮮でした。
DJ音源の素材はオードリーANNの放送回で構成されていて、最後はDJ KOOさんの「スペーストルネードオナニー!」をリミックスしたもので締めくくられました。
5万人を超えるリトルトゥースが見守る東京ドーム内に響き渡る「スペーストルネードオナニー!」は、理由とかじゃなくてもう単純に面白いんですよ。
笑いの根源を見たような気がしました。
その後、「オレンジ」が流れて舞台に星野源さんが歌いながら登場しました。
星野源さんの登場は、公開されていなかったので衝撃的で、登場したときのスター性は本当に凄かったです。
そして、二人のトークで挟み、最後は「POP VIRUS」で、MC.Waka feat.星野源として締めくくる流れになりました。
若林さんの歌詞とラップが胸に深く刺さる。
若林さんの見た景色がそこに詰まってる。
星野源さんのメロディーと歌が耳によく馴染む。
星野源さんの見た景色がそこに詰まってる。
クソみたいな20代を過ごした二人が、40代になった今東京ドームに立ってる。
本当に圧巻でした。
これって、若林さんの人としての魅力や圧倒的な実力の証明なのかもしれないなと個人的には感じました。
東京ドームでは実現されないと思われていたMC.Waka feat.星野源のセッションはもう感無量で、本当に最高のステージになりました!
しんやめ
しんやめのコーナーです↓↓
しんやめは、オードリーのオールナイトニッポンが始まってからずっと長く続いてきた唯一のコーナーですよね。
東京ドームでも、いつもの下ネタ全開のネタメールが炸裂!
ハガキ職人さんたちのセンスと、ネタのレベルの高さを痛感させられるような最高のしんやめでした!
漫才
簡単な漫才の概要です↓↓
その後、ミスチルの曲に合わせて「感謝」をケツから絞り出したものを一本のバットにします。
そして、感謝バットで東京ドームのお客さんに向かって特大ホームランを打とうとチャレンジするというような展開になります。
まず、エンディング終わりに一拍置いてから、一本のセンターマイクが舞台中心にせり上がってきます。
待ってました!と言わんばかりのリトルトゥースの大歓声が東京ドームに鳴り響きました。
そして、30分以上もの間漫才を披露しました。
個人的には、お客さんや周りへの感謝をネタという形を通して伝わるような最高の漫才だと感じました!
漫才中にも、ショーパブ芸人の名前を羅列するくだりがあったり、周りやこれまで関わってきた人や自分自身も含めて感謝を伝えるようなもので溢れていたと思います。
以前、若林さんは「武道館のイタコの漫才は超えられない」とラジオで言っていました。
今回の漫才は、イタコとは別のジャンルで最高の漫才だと感じました。
たとえば、イタコが「最高に面白い漫才」だとするなら、今回は「最高に楽しくて最高にバカバカしくて全ての感謝に包まれたような漫才」であり、イタコという段階を得たからこそ生まれた漫才なのかもしれないなと、個人的には思いました。
もしも、5年前に武道館ライブを行っていなければ今回の漫才はできなかったかも知れないと思うと、全ての漫才がこの今に繋がっているんじゃないかと、個人的には感じました。
最後の「えへへへ」と二人で笑い合うシーンでは、気づいたら泣きながら笑っている自分がいました。
エンディング
簡単なエンディングの概要です↓↓
最後は、若林さん「ミッフィーちゃん!」、春日さん「この後また夢でお会いしましょう。アディオス!」という言葉で東京ドームライブは締めくくられました。
もう本当に最高のライブとなりました。
ライブが終わったあとも、しばらく余韻に浸ったままライブのことを思い返しています。
以前、若林さんは「みんなのお守りになるようなライブにしたい。」と言っていましたが、私自身も本当にお守りになるようなライブになったと感じています。
次回の20周年記念ライブが行われるのかは未定ですが、これからも一人のリトルトゥースとして、土曜の1時-3時にラジオを聴いていきたいと思います!